整骨院・治療院の開業、融資、資金調達、マーケティングに強い

大阪の税理士事務所

ユナイテッド・ロイヤーズ税理士事務所

代表税理士の鳴海です。

今週の経営のヒントは・・・・。
■■整骨院開業セミナーで成功できない院が多い理由■■

自身の開業の前より、技術系のセミナーに参加される先生は
多くいらっしゃいます。

そして、開業が迫ると開業セミナー等に
駆け込むように参加する先生も多いですね。

しかし・・・・。
そういったセミナーで行われるのは
心得というか、請求の基本といった
最低限の内容のものが多いです。

しかしながら、療養費に依存する
経営は昨今、なかなか成り立ちにくくなっております。

では、自費だ、自賠責だと
多くのセミナー、コンサルティングが存在しますが
そういった事を勉強して
自院に落とし込み、繁盛院と近い数字を出す先生は
少数です。

教えてもらった事を出来る、出来ないを
再現性と言うのですが

例えば、都会の一等地に存在する治療院の
ノウハウを、地方の一人院長の治療院のに落とし込んでも
なかなか再現できないのは明確ですよね。

しかし、客観的にみれば当たり前の様に
分かる事でも、いざ自分の事になると
正確に判断できない先生が多いのも事実です。

けれども安心して下さい。
枝葉のノウハウは繁盛院ごとに違っていて、
先生の院を繁盛させるノウハウがまたそれと違っていても

治療院として繁盛する本質的な事は一緒なのです。

都心だろうが、地方だろうが
繁盛する為に行うべき事は一緒です。

実際、自費の導入が叫ばれて
何年も経っていますが
導入に成功し、自費が売上の半分以上を占める院は
かなり少ないと思います。

※ちなみに、○○分○○円という、延長施術は自費の定義から外れます。
理由はここでは割愛しますが、簡単にいうと時間に依存しているからです。

自費導入のセミナーは数多く開催されているのに
それに成功できない院が多い理由について考えた事がありますか？

技術力が大差無い２人の先生がいても
繁盛する先生、そうでない先生に分かれる理由が
分かりますか？

知識というのは
世界を変えます。

世界というのは自分の見ている世界です。

もし素晴らしい技術を持ちながら
「技術があれば患者様は勝手に増える。」
を信条にされていても
現実、患者様があまり来院されていないのならば
何かを変えなければ行けません。

先生の素晴らしい技術は変えなくても良いと思います。
技術と、あと何があれば患者様は勝手に増えるのでしょうか？