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大阪の税理士事務所

ユナイテッド・ロイヤーズ税理士事務所

代表税理士の鳴海です。

治療院で独立開業する場合に限らず、

どんな事業でも独立開業する際には、

あなたは「脱サラリーマン思考」しなければなりません。

脱サラリーマン思考

とは一体どういうことなのでしょうか？

この記事をご覧の先生は

治療院で独立開業をご検討中の方だと思います。

今まさにあなたは文字通り

脱サラをして経営者の道へと旅立とうとしているのです。

それに伴い、あなたの考え方も

今までのサラリーマン的思考を捨て、

経営者的思考に変えていかなければなりません。

サラリーマン的思考のまま起業してしまうと、

あなたの事業は、

起業後まもなく廃業への道を進んでいくことになります。

なぜサラリーマン思考のままでは事業が継続できないのか？

脱サラをするということは、

• 仕事は与えられるものから、取りに行くものに変わります
• お金は貰うものではなく、稼ぐものに変わります
• 責任は会社が負うのではなく、あなた自身が負うものに変わります

当たり前のことですが、

これらを「意識」していかなければなりません。

・治療院を構えて白衣を着て待っているだけで、患者様は

「来ません！」

・患者様を第一に施術しているだけで、あなたの収入は

「安定しません！」

・風評被害や法的リスクなんて意識しなくても、困ったときには誰かが

「助けてくれません！」

ということを意識するということです。

「そんなこと分かってるよ！」

「もっと具体的なことを教えてくれよ！」

といった声が聞こえてきそうですが、

これが意外とあなたはまだ全然理解できていないのです。

ここで一つお伺いしたいのが、

あなたは「お金を稼ぐことは悪いこと」だと思っていませんか？

ということなんです。

実はこれが典型的なサラリーマン思考です。

そんなことを思っていたら一生お金は稼げません。

普通に生活するお金すら稼げないという意味です。

お金を払う立場でモノを考えると分かりやすいのですが、

あなたはどういうときにお金を払いますか？

例外なく、人に感謝するときですよね？

そうです。人は人に感謝するときにお金を払うのです。

つまり、

お金は「感謝のカタチ」でしかないということ。

逆に言うと

感謝されないと、お金は貰えないということです。

じゃあ、お金を稼ぐことは悪いことですか？

むしろ、良いことですよね？

この感覚が大事。

この感覚が分からないうちは、

あなたは、

患者様から高額の自費を受け取ることにためらいを感じます。

あなたの手技は

確実に患者様に感謝されるにもかかわらずです。

税理士的目線で申し上げるならば、

生き残り競争が激化している治療院業界で

新たに独立開業を果たすには

自費メニューの充実が必須事項と言えます。

それも高単価のメニューが必須です。

よく保険診療の取扱いについてお悩みの先生とお会いするのですが、

そもそも保険診療は法律で定められた枠内で、

制度を利用できる場合のみ適用するものであって、

現代の治療院経営においては

サイドメニューにほかなりません。

今まさに治療院で独立開業をご検討中のあなたは、

技術的には申し分ない実力の持ち主だと思います。

だからこそ、

あなたの意識を経営者思考に変化させた上で、

自費メニューの充実と

その価値に見合う料金設定をしていく必要があるのです。

最初が肝心です。

後から料金を上げるのは至難の業です。

じっくりと考えてください。

お金を稼ぐことは悪いことではありません。

お金を稼ぐということは

人から感謝されるということです。

あなたの手技はどれくらいの感謝に値するものですか？

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サラリーマンから経営者になった人ならば、

誰しも経験があることだと思いますが、

あなたの事業は、

あなたの「意識」しだいで、

どうにでも転びます。

これは大げさな話ではなく、

あなたの行為のすべてが

あなたのもとに帰ってきます。

次回は、

「お金と時間の捉え方」

について書いていきたいと思います。

楽しみにしておいてください。