整骨院・治療院の開業、融資、資金調達、マーケティングに強い

大阪の税理士事務所

ユナイテッド・ロイヤーズ税理士事務所

代表税理士の鳴海です。

今週の経営のヒントは・・・・。
■■整骨院におけるリピート率とは■■

「当院はリピート率○○％です！」

そういった詠いの文言をよく見ます。

しかし、何回通えばリピートした事になるのでしょう？

これは共通言語として覚えといて頂きたいのですが

リピート率の定義は・・・。
「初診以降の来院があれば」

つまり、２回以上来院すればという事になります。

このリピート率も大切な指標です。

どんなサービスもそうですが

一般的に２回目以降の来院がないと言う事は

その院にその患者様は２度と脚を運ばない事になります。

当たり前の話ですが、裏を返せば

「リピート率が低い院は

そのエリアに２度と来ない患者様を増やし続けている。」

と言う事です。

先生のエリアが永続的に

人口が増え続けるならば別ですが

原則、治療院は地域ビジネスです。

無限に患者様がいる訳ではないので

リピート率が低い院と言うのは長期的に見て

患者様の数を確保できない可能性が高いです。

ちなみに

９５％〜１００％　は超優良

９０％〜９４％　　は優良

８０％台　　　　　良いが改善の余地多々あり

７９％以下　　　　抜本的に問診、院内オペレーションの改善、見直しをした方が良い

これくらいが目安といった所です。

またこれもぜひ目安にして頂きたいのが

ザイオンス効果と言って、

会う回数（接触頻度）が多ければ多いほど

親密度が深まると言った効果です。

一般的にはその治療院でも美容室でも

飲食店でも１０回以上の来店、来院があれば

利用になった方は、そのお店を忘れない。

と言います。

つまり、先生の院に患者様が

のべ１０回以上通うとその患者様は、

何か体に不調があった際、

先生の院に戻ってくるという事です。

ですので、リピート率を上げるというもの

すごく大事な要素です。

しかし、その先の来院の回数も非常に

重要な指標になりますので

ぜひ、自院の新規患者様の

リピート率を計測し、

何人が１０回以上先生の院にお越しになっているかを

データ化してみてはいかがでしょう？

データにしてみる事で

自分の想像と違う結果が出るかもしれません。